【フォーラム:149】感染症と公衆衛生(2020年11月)

第149回豊中まちづくりフォーラム

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2020年11月24日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 3階 オーキッドホール 
□会費:1,000円
□テーマ:感染症と公衆衛生
□講師:正井昭夫氏(豊中まちづくり研究所主任研究員)

■講演概要

年初以来の新型コロナ禍で、長らく世間の話題にのぼることのなかった「公衆衛生」や「保健所」という言葉が新聞やテレビでたびたび取り上げられるようになりました。
「公衆衛生」って聞いたことはあるけど、一体どういう意味だったかなぁとお思いの方も少なくないと思います。
「保健所」は、飲食業等にたずさわっている人を除くと、いまや自治会のイベントなどで模擬店を出すときに、検便を提出する場所ぐらいの印象しかないのでは・・・。
かつて、感染症(伝染病)が猛威を振るった時代、「公衆衛生」は行政の最も重要な基盤でしたし、「保健所」は公衆衛生行政の最前線機関でした。
11月の豊中まちづくりフォーラムでは、公衆衛生行政の誕生、発展、衰退の過程をこれまでの感染症対策の歴史に重ねて紹介し、わが国独特の公衆衛生機関と言われる保健所の「興亡」をあわせてお話しします。
行政の新型コロナ対策をめぐる賛否両論が飛び交うなか、感染症対策のあり方を考える上で材料の一つになれば幸いです。

■講師プロフィール

1957年生まれの元自治体職員。
大阪市立大学法学部で政治学を学んだ後地方自治体職員に。
30数年間の職員人生の3分の1近くが公衆衛生セクション所属。
現在は、いくつかのまちづくりや社会科学系研究会、読書会で自己研鑽を続けるかたわら、地域防災リーダーとして地元の町会やマンション管理組合で防災活動に携わっています。

■参加申し込み

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