【フォーラム:142】いま、アーチ石橋の時代:実用性・まちの風格形成・美観・耐久性・地元材・生涯コスト・・・(2019年12月)

第142回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2019年12月3日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 菫の間
□テーマ:いま、アーチ石橋の時代~実用性・まちの風格形成・美観・耐久性・地元財材・生涯コスト
□講師:片寄俊秀氏(『日本石橋を守る会』顧問・第2代会長)

■講演概要

時代遅れの古アーチ橋。都市の風格形成に大きい役割を果たしていると同時に、じつは最先端の構造物として世界各地で見直されている。
1.長崎の眼鏡橋ものがたり
2.アーチのいろいろな石橋の構造
3.まちの顔・日本と世界の石橋めぐり
4.まちづくりと石橋、風格あるまち、いい川づくり

■講師プロフィール

豊中まちづくりフォーラムにて講師を2回。「軍艦島と千里ニュータウン(1)(2)」(2016年6月、2018年10月)
1938生。京大工学部建築学科・院了。西山夘三教授に師事。学生時代はラグビー部FW鈍足のタックラー。院生時代に京大アフリカ類人猿学術調査隊(今西錦司隊長)に基地設営で参加。
1962~70大阪府技師8年、千里ニュータウンの建設および万国博事業等に従事。1970~96長崎総合科学大学(旧長崎造船大学)建築学科教員26年間、アーチ石橋の魅力に目覚める。
1996~2005関西学院大学総合政策学部教授、2005-2012大阪人間科学大学特任教授。現在、NPOみつや交流亭・亭主。一級建築士・技術士・工学博士。超高齢アコーディオン修業開始。

〈著書〉
『ブワナトシの歌』(朝日新聞社、羽仁進監督、渥美清主演で映画化)、『千里ニュータウンの研究』(学位論文・関学出版会オンデマンド)、『スケッチ全国町並み見学』(岩波ジュニア新書)、『ながさき巡歴』(NHKブックス)、『商店街は学びのキャンパス』(関学出版会)、『まちづくり道場へ、ようこそ』(学芸出版社)、『私たちのいい川づくり最前線』(学芸出版社・共著)、『いいまちづくりが防災の基本』(イマジン出版)、『軍艦島の生活』(創元社・共著)、『アーチ石橋に魅せられて』(自費出版)など。