【フォーラム:124】通行空間から憩う場へ:ミナミ御堂筋のモデル整備と社会実験から見えてきたこと(2018年6月)

第124回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2018年6月19日(火)18時30分
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 菫の間
□テーマ:通行空間から憩う場へ~ミナミ御堂筋のモデル整備と社会実験から見えてきたこと~
□講師:中塚一氏((株)地域計画建築研究所(アルパック)取締役副社長兼大阪事務所長)

■講演概要

車中心から人中心のまちづくりへ
国内外の様々な都市において、今、「人中心のまちづくり」に都市戦略が大きく舵を切られています。実際に、道路や公園、水辺等の公共空間、公開空地や空き地、庭等の民間空間など、土地の所有形態に関わらず、様々な活動や事業、自己表現の場として、市民や企業等が積極的に活用(使いこなす)し始めています。

大阪の御堂筋においても、完成80周年を契機に「人中心のストリート」のあり方について、モデル整備や社会実験等を通して、目に見える形での実践と活発な議論が始まりました。

今回、昨年度実施された千日前通以南のモデル区間における社会実験「御堂筋チャレンジ」を通して、地域でどのような議論がなされ、なにを目指し実践し、今後の展開や課題は何なのかについてご紹介することにより、豊中のまちを再生していく上での参考にしていただければと考えています。

■講師プロフィール

1961年京都府生まれ、滋賀県育ち。広島大学工学部第四類建築学科卒。
住友林業株式会社を経て、88年アルパック入所。
技術士(建設部門・都市及び地方計画)、一級建築士、認定都市プランナー。
専門分野は、地域・まちづくり支援、市街地・住環境整備(密集市街地、団地再生)、中心市街地再生・エリアマネジメント。

〈著書〉
「地域のチカラ―夢を語り合い、実践する人びと―」(共著)