【フォーラム:139】当事者と支援者とのコミュニケーションデザイン:災害からの学びと減災への学び(2019年9月)

第139回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2019年9月24日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 菫の間
□テーマ:当事者と支援者とのコミュニケーションデザイン:災害からの学びと減災への学び
□講師:山口洋典氏(立命館大学共通教育推進機構准教授)

■講演概要

災害は多くの悲しみを生みます。そして現場に駆けつけ、その悲しみに寄り添う支援者が生まれます。
大規模・広域・複合型の東日本大震災以降、当事者と支援者のあいだでどんな役割や関係が生まれ、新しい日常への手がかりとしてきたか、実践を紐解きます。

■講師プロフィール

1975年静岡県磐田市生まれ。
専門は社会心理学、特にグループ・ダイナミックス。ネットワーク型まちづくり、災害復興、サービス・ラーニングなどをテーマにアクションリサーチを展開する。
1995年立命館大学在学中に阪神・淡路大震災を経験。震災のボランティア活動を通じてNPOの活動に関わり始め、大学院で特定非営利活動法人きょうとNPOセンターの設立に参加。
財団法人大学コンソーシアム京都での教育・研究企画の業務を通じて、特にNPOを主体としたコミュニティ創出・維持・発展の実践に携わる。
2002年より大阪大学大学院人間科学研究科ボランティア人間科学講座(地域共生論)博士後期課程で上町台地からまちを考える会をフィールドにコミュニティ・シンクタンクの展開におけるグループ・ダイナミックスを研究。
2006年4月から大阪・應典院の主幹に着任、浄土宗の宗徒となり10月には同志社大学大学院総合政策科学研究科助教授を併任。
2011年には現職に就任し立命館災害復興支援室の設立に携わり、東日本大震災の支援に取り組む。
2019年5月より立命館SDGs推進本部事務局長。