【フォーラム:125】大大阪時代の梅田周辺~豊中:まちに埋もれている話を掘り起こす、伝える、つなぐ(2018年7月)
第125回豊中まちづくりフォーラム
□日時:2018年7月31日(火)18時30分
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 菫の間
□テーマ:大大阪時代の梅田周辺~豊中:まちに埋もれている話を掘り起こす、伝える、つなぐ
□講師:行俊良雄氏(元・大阪府立大学大阪検定・客員研究員)
■講演概要
まちの中には他の地域の人、次の世代に伝えなければならない話が多くある。しかし、過去を振り返れば、消えてしまった話、うまく伝えられていない話が多くある。現在はインターネットで、手軽に、安価に、広範囲に発信出来るようになったが、デジタル情報は次の世代にうまくつながるだろうかという危惧がある。
大正後期~昭和初めにかけて大阪市が面積、人口で東京市を抜いて日本一の街「大大阪」という時代があった。大阪市パノラマ地図(大正13年発行)」という絵地図には、当時のまちの様子が詳細に描かれている。ここには、現在、豊中市域に移っているいくつかの施設も載っているが、この地図以外にもいくつかの古い地図と写真を使って当時の梅田周辺~豊中の歴史をたどる。同時に、地域の中に埋もれてしまっている歴史的なエピソードを発掘する方法についても言及する。
■講師プロフィール
1956年大阪市淀川区生れ関西大学卒業後、船場の繊維卸会社に勤務。
2010年大阪検定1級合格2013年から4年間大阪府立大学大阪検定客員研究員。
現在、観光案内や企業・自治体で大阪を知るセミナーの講師を務める。