【フォーラム:182】昭和初期に始まった商店街活動、そのリーダーは大阪にいた(2024年8月)
第182回豊中まちづくりフォーラム
□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2024年8月20日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 2階 菫の間
□会費:1,000円
□テーマ:昭和初期に始まった商店街活動、そのリーダーは大阪にいた
□講師:石原武政氏(大阪市立大学 名誉教授)
■講演概要
“公道に沿って店が建ち並ぶ”と言う意味での商店街は世界中にあります。それでも、商店街は日本独特だと言われます。それは商店街が1つの団体として共同事業を行い、政府がその組織を認定し、支援しているからです。その起源は昭和初期にまでさかのぼります。
当初、政府は商店街など眼中になかったのですが、商業者たちの先進的な取り組みが商店街を政策対象の団体として認めさせることになります。今回はその間の経緯をお話しします。
そんな運動を誰がリードしたかは分かっていませんが、少なくともその中心に大阪の商人がいたことは間違いありません。彼の残した論文は今読んでも色褪せることはありません。あわせて、そんな先進的な商人さんの考え方を一緒に振り返ってみたいと思います。
■講師プロフィール
神⼾⼤学経営学研究科博⼠課程を経て⼤阪市⽴⼤学商学部助⼿、講師、助教授を経て1984年教授就任。2006年⼤阪市⽴⼤学名誉教授。その後、関⻄学院⼤学商学部教授、流通科学⼤学教授を歴任。商学博⼠。1980年代後半頃から地域商業問題への関⼼を強め、現場と理論の橋渡しを⽬指す傍ら、中⼩企業政策審議会委員等、各種の審議会・委員会等に参加。1997年から2009年まで、中⼩企業政策審議会商業部会⻑、2006年から2011年まで、経済産業研究所・通商産業政策史編集委員会委員を務める。〈主な著書〉『街づくりのマーケティング』『まちづくりの中の⼩売業』『商業組織の内部編成』『商業・まちづくりネットワーク』『⼩売業の外部性とまちづくり』『まちづくりを学ぶ』『シリーズ流通体系(全5巻)』『通商産業政策史1980〜2000第4巻商務流通政策』『商業・まちづくり⼝辞苑』『⼩売業起点のまちづくり』(共著)
■参加申し込み
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