【フォーラム:143】「第3の場所」としての商店街(2020年1月)

第143回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2020年1月28日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 菫の間(2階)
□テーマ:「第3の場所」としての商店街
□講師:石原武政氏(大阪市立大学名誉教授)

■講演概要

「商店街は買い物する所」という固定観念は強い。しかし、商店街の店舗の中で物販店は今や4割に過ぎない。「商店街」という名称をやめて「生活街」に変えたらどうかという声も大きくなっている。
それでも「商店街」という言葉は根強い。そんな今、商店街がまちの中で果たしてきた役割を見つめ直し、そこから「地域に埋め込まれた商店街」の可能性を探ってみたい。

■講師プロフィール

神戸大学経営学研究科博士課程を経て大阪市立大学商学部助手、講師、助教授を経て1984年教授就任。
2006年大阪市立大学名誉教授。その後、関西学院大学商学部教授、流通科学大学教授を歴任。商学博士。
1980年代後半頃から地域商業問題への関心を強め、現場と理論の橋渡しを目指す傍ら、中小企業政策審議会委員等、各種の審議会・委員会等に参加。
1997年から2009年まで、中小企業政策審議会商業部会長、2006年から2011年まで、経済産業研究所・通商産業政策史編集委員会委員を務める。
〈主な著書〉
『街づくりのマーケティング』『まちづくりの中の小売業』『商業組織の内部編成』『商業・まちづくりネットワーク』『小売業の外部性とまちづくり』『まちづくりを学ぶ』『シリーズ流通体系(全5巻)』『通商産業政策史1980~2000第4巻商務流通政策』
『商業・まちづくり口辞苑』『小売業起点のまちづくり』(共著)