【フォーラム:90】まちづくり法とまちづくり弁護士奮闘記(2015年8月)

第90回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2015年8月18日(火)18時30分から
□会場:北おおさか信用金庫本町支店 セミナー室
□テーマ:まちづくり法とまちづくり弁護士奮闘記
□講師:坂和章平氏(弁護士、映画評論家)

■講演概要

(1)都市計画法を「母なる法」とする日本の「都市法」は複雑・難解だが、法治国家である以上、その理解が不可欠。その特徴は? その読み解き方は?
(2)都市法の理解には「時代区分」が便利。その理解のためには、池田内閣以降の歴代内閣ごとに区分するのがベスト。たとえば田中角栄内閣では? 小泉純一郎内閣では? 
(3)地方分権は、かけ声だけではなく現実に大きく進んだが、その内容は? 都市法の分野では法律VS条例の関係が大切。景観法の制定は画期的だが、その活用状況は? 京都市の眺望景観色生条例等の先進性をどう読み解く?
(4)坂和は1984年の大阪駅前第2ビル問題以降30年間都市問題を実践し学習まちづくり弁護士として大阪モノレール訴訟、大阪阿倍野再開発訴訟をはじめ全国各地でまちづくり弁護士としての実践をみ重ねてきた。その意義と成果は?
(5)御堂筋、大阪北ヤード等々をはじめとする大阪のまちづくりの特徴は? そのトピックス性は? 橋下大阪維新の会、大阪都構想との関連は?
(6)今年は戦後70年の節目。安全保障法制が現在国会で審議中だが、戦後70年日本国のシステムは機能しているの? 民主主義の形骸化は? そんな問題点の共有は? 今年の夏以降必見の戦争映画は?