【まちなかの散歩:4】とよしん(豊中信用金庫)(2008年12月)

 この「まちづくりニュース」を発行している「豊中駅前まちづくり会社」の直ぐ近くに「摂津水都信用金庫・本町支店」がある。豊中支店ではないところがミソであるが、かつては豊中信用金庫・“とよしん”と呼ばれた地元金融機関の支店である。
 わが社の取り組みである“まちづくり”との関わりで言えば、豊中駅前に出店以来、長年にわたってまちづくり協議会の総会での司会を務め、まちづくりフォーラムの協賛広告を下さっている野村證券。この10月から駅前に新規出店し、本ニュースにも協賛広告を頂いている京都銀行。そして、まちの声をまちづくりに反映させようとする「まちづくり懇談会」のメンバーとして出席して下さっている池田銀行等の各金融機関には、それぞれ縁を頂いている。
 その中でも「豊信」は、昭和12年に豊中信用組合として誕生、昭和24年12月に、この豊中駅前の地に「大池支所」を開設して以来、昭和30年「本町支店」に改称し、昭和44年2月には、地元の小売市場・専門店に、ニチイ・ライフの2つのスーパーを抱えた複合商業ビルとして当時全国的に注目を集めた新開地ビル(現在、再建のため囲い塀の中)に移転し、そのビル工事のため、現在地の仮店舗に移っている。その間、統合を重ね、水都信金、摂津水都信金となり現在に至っている。
 この度、現仮店舗周辺の土地を取得し、新たな店舗展開に取り組むらしい。目の前で既に始まっている新開地ビルのリニューアルとともに、豊中駅前のまちづくりにとって目が離せない動きであり、これまで以上に、“近友”(金融)機関としての役割りにも大きな期待が寄せられている。

(『豊中駅前まちづくりニュース』Vol.4に掲載)


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