【フォーラム：177】近著『オールドニュータウンを活かす！』に込めた10のコンセプト（2024年3月）

第177回豊中まちづくりフォーラム

□主催：豊中まちづくり研究所
□日時：2024年3月26日（火）18時30分から
□会場：阪急豊中駅前　ホテルアイボリー　2階　菫の間
□会費：1,000円
□テーマ：近著『オールドニュータウンを活かす！』に込めた10のコンセプト
□講師：三好庸隆氏（武庫川女子大学生活環境学部長・研究科長　（株）PPI計画・設計研究所会長）

■講演概要

「ニュータウン再生」、「地方創生・郊外再生」が言われだして久しいですが、その道筋、具体像が見えて来ているか、といえば大変心もとないのが現状ではないでしょうか。
私は長年ニュータウンの計画・設計、そして近年はオールド化しているニュータウンでの暮らしの活性化に関して取り組んでいます。そのようなか、昨年末に『オールドニュータウンを活かす！―理想都市の系譜から多様な暮らし方の実現へ』（大阪大学出版会）を上梓しました。この本では、類似の本ではあまり言及されていない（恐らく）幾つかの考え方・コンセプトを提示しているつもりです。
今回伝統あるフォーラムで、講演の機会を頂きました。本をまだ見ていただいていない方にもその内容を、わかりやすくお話ししてみたいと思っています。また、当日楽しく意見交換が出来ますと嬉しく思います。

■講師プロフィール

武庫川女子大学生活環境学部長・研究科長。（株）PPI計画・設計研究所会長。
講演に関連する業績としては、第16回日本建築士会連合賞（業績賞）優秀賞（2001年）、明舞団地再生アイディアコンペ最優秀賞（2006年）、2013年団地再編COMPETITIONで河内長野市長賞、地域芸術祭〈のせでんアートライン〉提唱＆実行委員長（2013年～）、大学の駅前地域貢献施設「武庫女ステーションキャンパス」の設計と鳴尾エリアマネジメント連絡会の総合プロデュースで2022年度グッドデザイン賞及び第25回兵庫県・人間サイズのまちづくり賞（知事賞）など。現在国土交通省の委員会で、ニュータウンにおける自動運転技術の活用について発言している。