【フォーラム:41】福島原発事故、関西学研都市、トリウム溶解塩炉原子力開発(2011年7月)

第41回アイボリー・フォーラム

□日時:2011年7月26日(火)18時30分から
□会場:ホテルアイボリー 茜の間
□テーマ:福島原発事故、関西学研都市、トリウム溶解塩炉原子力開発
□講師:霜田稔氏(プランナー・建築家 元・鳥取大学教授)

■講演概要

やっぱり大震災をひきおこしてしまったのか。もっと違った安全な原発は作れないのだろうか?
関西学研都市は、軽水炉一辺倒に進む日本の原子力エネルギー政策へのオルタナティブ拠点を作ることであったが、国の政策追随に終わっており、かつての理念は全く消えている。まして自律的な政策形成は全く影を失っている。
3年前、プルトニュウムを燃やす原子力、核兵器にもならず、CV2も削減するトリウム溶融塩原子炉の世界的研究者である古川和男博士の後に続く、数少ない京大の若手のトリウム原子力研究者を関西でバックアップしてくれと頼まれ、わたしの原発研究及びトリウム研究が始まった。・・・。