【フォーラム:171】歴史とは:歴史家の数だけ歴史はある、考える歴史(2023年9月)
第171回豊中まちづくりフォーラム
□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年9月19日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 1階 榧の間
□会費:1,000円
□テーマ:歴史とは:歴史家の数だけ歴史はある、考える歴史
□講師:松浦昭氏(兵庫県立大学名誉教授)
■講演概要
歴史とは過去の事実のなかから自分たちの問題関心に従いとりあげる値打ちのあるものを選び出すことであります(日記に似ています)。
歴史には「100%客観的な歴史はない」あるいは「歴史家の数だけ歴史はある」ということになります。
また歴史は、科学の発展や時代の思潮によって常に書き改められます。
歴史を語る上で勝手に事実を拾い出すことはできないので、信頼できる材料、史料が不可欠で、その資料をよく吟味しなければなりません(史料批判)。
私は『考える歴史』を提唱しています。簡単なエクササイズをしていただきます。
すべて具体例を述べてわかりやすく説明致します。
■講師プロフィール
神戸大学経済学研究科博士課程を満期退学後、神戸商科大学講師、助教授を経て1991年教授(現兵庫県立大学)。2011年兵庫県立大学名誉教授。
『新修神戸市史』の編纂に携わる。
在職時より『考える歴史』の立場からさまざまな集まりで勉強会を主宰。
■参加申し込み
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