【フォーラム:170】増え続ける途上国の交通事故死に挑む:ラオスにおける命を守る取り組み(2023年8月)

第170回豊中まちづくりフォーラム

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年8月29日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 1階 榧の間
□会費:1,000円
□テーマ:増え続ける途上国の交通事故死に挑む:ラオスにおける命を守る取り組み
□講師:西田純二氏(Japan Association for Global RTA&EMS(JAGRE) メンバー、株式会社社会システム総合研究所(JRISS)代表取締役、京都大学経営管理大学院特命教授)

■講演概要

日本では1970年前後の急激な経済成長の時代、「交通戦争」と呼ばれる激増する交通事故死が社会問題になった時代がありました。
その後、交通安全教育や取締りの強化、車両の安全性の向上など様々な取り組みにより、交通事故死は減少しました。さらに日本では119番に電話をすると、救急車が無償ですぐに駆けつけてくれます。警察、消防、病院など多くの関係者の努力の結果、救命救急の仕組みも進化しました。
ところが海外に目を向けると、多くの国で経済発展に伴い交通事故死が増え続けています。無償で救急車が駆けつけてくれる国も多くはありません。
これは、開発途上国において増え続ける悲惨な交通事故の現状を紹介するとともに、このような状況の中で、自ら救急車を整備し、無償無給で命を守るための活動を続けているボランティア達のお話です。平和で安全な日本からは想像もつかない途上国の現状と、そこで活動を続ける崇高なボランティア達を紹介します。私たちは、彼らを支援するために活動をしているJAGREという団体です。

■最近の活動とお願い
国内では、交通計画・まちづくり・情報システム開発を主な業務とする(株)社会システム総合研究所の代表取締役をしています。会社経営の一方、JICA等の支援を得て、開発途上国の社会問題の解決に向けた取り組みを行っています。また活動を通して得た経験を、大学等で若い人たちと共有していこうと考えています。
まだまだ手探りの中で進んでいますが、みなさまの共感が私たちの励みです。さまざまなご意見を頂戴できればうれしく思います。ご指導をよろしくお願いいたします。

■参加申し込み

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