【敬天塾:196】国や自治体をより良く知るための行政法入門:基礎編(2025年6月)
第196回敬天塾
□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2025年6月17日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 2階 菫の間
□会費:1,000円
□テーマ:国や自治体をより良く知るための行政法入門:基礎編
□講師:正井昭夫氏(住之江区地域防災リーダー、豊中まちづくり研究所・研究員、防災士)
■講演概要
皆さんは国や自治体にどのような印象をお持ちでしょうか?
お堅い、杓子定規、いろいろな手続きが複雑で面倒、対応が遅いし愛想が悪いなどなど。役所とはできれば付き合いたくないと思っておられるかもしれません。
ですが、現代の国家は行政国家です。
出生届、婚姻届、死亡届、住居届、建築確認、法人登記、道路工事承認、上下水道料金の支払い等々何気ない普段の生活の中でさえ行政との付き合いなしに過ごすことは難しいはずです。ましてや、地域活動やまちづくりなんかに手を染めようものなら・・・。
実は、国も自治体も、行政法という膨大な法律に基づいて活動しています。
ですので、行政法を理解すると、複雑な行政の仕組みや動きが分かり、ひょっとすると、今よりも行政と付き合いやすくなるかもしれません。
しかし、多くの人にとって、およそ、法律などというものは小難しく厄介なシロモノです。
かく言う私も昔から法律が苦手です。
とは言うものの、私は、かつて、法律に基づく行政を行うべき役所(自治体)に勤めていて、そこでは、得意ではない法律を扱うのが仕事で、その内に法規担当もさせて頂きましたので、行政法とはこういうものかなぁとそれなりに理解できるようになり、私流の解釈や考えを役所の内外で話す機会も得ました。
6月17日の敬天塾は、法律嫌いの役人であった私が、現役時代に得た知識と経験をベースに、行政法とは何かを解説させていただく企画です。
どこまで分かりやすくお話しできるか分かりませんが、皆さんの行政法への理解が少しでも深まり、行政とのより良い関係が育つ一助になればと思っています。
■講師プロフィール
1957年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒業(専攻は政治過程論・欧州政治史)後、大阪府に入庁し法務課長等を務める。現在、住之江区地域防災リーダー、豊中まちづくり研究所・研究員、防災士
■参加申し込み
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