【敬天塾:193】福祉コミュニティを求めて:ソーシャルファームこむの事業所に至る道のり(2025年3月)

第193回敬天塾

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2025年3月25日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー  2階 菫(すみれ)の間
□会費:1,000円
□テーマ:福祉コミュニティを求めて:ソーシャルファームこむの事業所に至る道のり
□講師:松藤聖一氏(こむの事業所代表 元宝塚市役所 自治体活性化研究会)

■講演概要

<労働組合活動を通して出会った障害者問題、福祉推進課副課長着任から宝塚市の福祉政策を推し進めることに。きっかけは一人の知的障害者の暮らし。ミネソタのグループホーム調査から「働く」政策へ。阪神淡路大震災の救援活動から市民活動、ボランティアの今日的意義を見いだし、福祉コミュニティづくりに。これらの課題解決の糸口としてソーシャルファームこむの事業所を開設運営。福祉コミュニティプラザはその役割を果たしえたか。

■講師プロフィール

1949年 福岡県大牟田市に生まれる
1968年 福岡県立三池高校卒業
1973年 関西学院経済学部卒業 ㈱ダスキン勤務
1974年 宝塚市役所勤務 福祉推進課長、企画課長、行革担当課長、ごみ政策課長、政策室長、環境部長等歴任
2010年 定年退職
NPO法人こむの事業所(障害者就労継続支援A型事業)設立、代表理事として今日に至る。
龍谷大学非常勤講師(福祉行財政と福祉計画)等歴任

〈著書〉
「わがまちの地域福祉計画づくり」共著、「自治体職員かく生きる」共著、
「自治体職員かく語る」単著他
〈こむの事業所〉(http://npo-comsi.org

阪神大震災時の救援ボランティア活動の経験から、ボランティアの理念に立った福祉コミニュティを目指す公益財団法人プラザ・コムが設立され、福祉コミニュティプラザが作られました。その一角に理念実現に向けた「特定非営利活動法人こむの事業所」を建設。利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行規則第22条第1号に規定する者に、通所による就労の機会を提供するとともに、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の便宜を適正かつ効果的に行うものとする。また一般就労に必要な知識、能力が高まった場合、一般就労への移行に向けて支援する。

■参加申し込み

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