【海外まち事情:42】煙が目にしみるウランバートルの街(2017年4月)

ここはモンゴルの首都ウランバートル。今日の気温はマイナス32℃。この写真ちょっとピンぼけじゃないかって? 違うんですよ、PM2.5で街が煙って、ぼやけて見えてるんだ。写真はバスターミナルで販売されている石炭。一袋100円くらい。モンゴルでは気候変動で家畜が大量死することがあり、生活に困った遊牧民は都会に仕事を求めて集まって来るんだ。だからモンゴルの人口の半分くらいが、首都に住むことになっちゃった。たくさんのゲルが煙モクモク出すストーブ使うからね、白いワイシャツの襟は1日で黒くなっちゃう。Smoke Gets in Your Eyesはジャズの名曲だけど、煙の原因は地球温暖化させた僕達なんだ。やっぱり煙で涙が出てくるね。

煙が目にしみるウランバートル


※海外まち事情のバックナンバーはこちらをご覧ください。