【海外まち事情:41】爆弾の残骸で作られたゲート(2017年3月)
ここはラオス内陸のナムソン川に架かる木橋のたもと。橋を渡れる車両幅を示すゲートは爆弾の残骸だ。ベトナム戦争の時、ベトナムよりもラオスに大量の空爆が行われたことはあまり知られていない。ラオスの内陸部には爆弾の残骸を使った工作物が普通にあるんだ。今でも地中に残ったクラスター爆弾で毎年多くの人が足を失くしたり大怪我してる。不発弾処理をするNPOには、日本人も参加しているよ。これらの組織の活動で、ここバンビエンも今ではラオスを代表する観光地になった。ペプシの看板と昔米軍が落とした爆弾の残骸が重なる光景は、ラオスの現在と歴史を象徴してる。なんと言っても、平和が一番大切だよね。
爆弾の残骸で作られたゲート
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