【海外まち事情:14】ラオスの朝は托鉢で始まる(2015年11月)
ここはラオス北部のルアンプラバン。この街は世界遺産で、観光地としても有名ですな。朝もまだ暗い5時すぎには、橙色の袈裟を着た僧侶が長い行列で街を歩く。人々は施しをするために、暗いうちから道に並ぶ。ラオスは国民1人あたりGDPは日本の7分の1以下で、世界でも経済的には貧しい国。でも心は豊かなんだよなぁ。生活は苦しいだろうけど、餅米を朝から炊いて托鉢に応じる。托鉢の僧侶は裸足です。だから僧侶が怪我しないように、街中の道はキレイ。立派な公共施設の整備もいいけど、まずは使う人の心が美しくないとね。だからこそ世界遺産に指定されたんだろうな。世界で一番美しい街は、ここだよ。ルアンプラバン、最高!
ルアンプラバンの早朝の托鉢
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