【敬天塾:186】石垣の面白さ②:石垣の積み方(2024年8月)

第186回敬天塾

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2024年8月27日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー  2階 菫(すみれ)の間
□会費:1,000円
□テーマ:石垣の面白さ②:石垣の積み方
□講師:豊中まちづくり研究所代表 芦田英機

■講演概要

前回、不完全な心身状態で務めたリベンジとして、沖縄グスク探査の成果を付け加えてマニアックな石垣の話を続けます。
傘寿を前にして妻を失った寂しさを埋めるため、精力的に出かけ始めた“城の石垣”探査の旅。更に石橋・トンネル・棚田など”石積み“の魅力に導かれ、全国に足を延ばしてきました。今回も、現地踏査に加えて、文献・ツアーガイド・インターネットなどから得た「石垣の積み方」の「総論」を紹介します。気難しかった男が大人しく(?)生きているのは、歳のせいでもなく、悟ったからでもなく、自然と折り合いをつけてきた先人の工夫・営みを興味深く楽しんでいるからです。愚直な求道(?)者と化した“はみだし公務員”の近況報告です。

■講師プロフィール

1944年(昭和19年)7⽉、軍需物資を大陸に輸送する京都府舞鶴市の国鉄官舎で⽣れて6か⽉間滞在。その後、福知山鉄道管理局内の京都府・兵庫県内の国鉄官舎を転々とする。1968年(昭和43年)4⽉、⼤阪府豊中市役所に潜り込み企画部に配属。商⼯会議所派遣、⼤阪⼤学法学部研究室内地留学、フランス・ソルボンヌ⼤学短期留学、⾏政管理課・産業経済課・まちづくり⽀援室長・政策推進部長などを経験して早期退職。京都⼥⼦⼤現代社会学部教授を経て豊中市助役(副市⻑)を務め任期満了により退職。その後、幾つもの⼤学で⾮常勤講師を務めながら、(有)豊中駅前まちづくり会社、豊中駅前まちづくり協議会に関わり、2016年(平成28年)7⽉、⾏政職員・⼤学⼈・地域活動家としての実践を『豊中まちづくり物語〜⾏政参加と⽀援のまちづくり〜』としてまとめる。
現在、豊中まちづくり研究所代表、⽯垣探査・⽊彫り装飾探査の傍らシルバーカレッジ講師、⼤学ゲスト講師などを引き受けている。『(仮)はみだし公務員〜芦⽥英機⾔動録』執筆中。⽇本⽯橋を守る会会員。博⼠(⼯学・⼤阪⼤学)

■参加申し込み

敬天塾への参加は、こちらのページからお申し込みください。