【敬天塾:177】消費者としての医療(2023年11月)

第176回敬天塾

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年11月21日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー  2階 菫(すみれ)の間
□会費:1,000円
□テーマ:消費者としての医療
□講師:蓬莱洋一氏(北播磨総合医療センター診療支援部中央放射室副室長、診療放射線技師)

■講演概要

医療や医療費を語る時、患者であったり将来患者になるであろうことを想定して少し優しい目で見ていないでしょうか。患者であると同時に、消費者であり納税者でもあるとするならば、合理的な判断をするとされる消費者(?)の立場で医療を見ることも時には必要なのかも知れません。
国民医療費は年間約2〜3%増加し、令和4年度の医療費は46兆円となりました。一方で人口は年間70万人減少し、島根県に匹敵する人口が消失しています。人口が減るのに医療費が増える?年間3%の成長産業なのに病院が潰れる?公的病院は赤字?病気の治療は進むが病気は減らない?など不思議なことがいっぱいです。
この不思議な現象を皆さんと一緒に考えたいと思います。皆さんに合理的な判断をしていただくためには、少し医療の裏側をお話しすることも必要かと思います。そして、引き出しに眠った薬を眺めて自身の合理性を確かめる機会になればと思います。

■講師プロフィール

兵庫県立大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学
経済学修士
神戸常磐大学保健科学部診療放射線科 非常勤講師(医療経済・経営学)

■参加申し込み

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