【海外まち事情:47】モンゴルのゲル生活は究極のエコ(2017年6月)

ここはモンゴルの首都ウランバートルから200km以上離れた草原の上。冬はマイナス30℃でとても寒い。この写真はゲル。組立て式の住居です。大草原を移動しながら生活する遊牧民の家だ。ここには水道や下水はないし、電気もガスも来てません。だから水は雪や氷を溶かして作るし、電気は太陽光発電。衛星放送でテレビも見ることができる。燃料は乾燥牛糞で、冷凍乾燥しているから少しも臭わない。食事は冬の間に、一家族で牛1頭と羊数匹を食べちゃうんだって。寒いからゲルの外に肉を置いてるだけで、自然に冷凍乾燥肉になる。生活のすべてが再生可能エネルギーで賄われているゲルの生活。僕達も究極のエコ生活を学ばないとね。

とってもエコなモンゴルの遊牧民


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