【フォーラム:187】私たちの暮らしを支えるインフラの長寿命化に向けて:主に、コンクリート構造物の非破壊診断技術について(2025年1月)
第187回豊中まちづくりフォーラム
□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2025年1月28日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 2階 菫の間
□会費:1,000円
□テーマ:私たちの暮らしを支えるインフラの長寿命化に向けて:主に、コンクリート構造物の非破壊診断技術について
□講師:鎌田敏郎氏(大阪大学大学院工学研究科教授)
■講演概要
我が国では、高度成長期に整備された高速道路や新幹線などの基幹インフラが高齢化し、NEXCOによる高速道路リニューアルプロジェクトをはじめとしたインフラ長寿命化の取組が盛んになりつつあります。こうした背景のもと、限られた予算の中で、社会基盤施設をできるだけ効率よく維持管理していくためには、そのための技術のイノベーションが不可欠です。この講演では、我が国の社会基盤施設の高齢化の現状を述べるとともに、基本インフラを構成するコンクリート構造物に焦点を当て、その劣化のメカニズムや今後の対策に向けた構造物の健全度診断技術(特に非破壊診断技術)について紹介します。次世代の若い人たちに負の遺産を残さないためにも、今、私たちシニア世代が何をすべきか?そうした議論のきっかけになれば幸いです。
■講師プロフィール
宮崎県生まれ。1986年東京工業大学工学部を卒業後、大成建設株式会社、東京工業大学助手、岐阜大学助教授(その間、10か月間、米国ミシガン大学客員助教授)を経て、2006年7月より現職。現在、日本材料学会会長、土木学会理事などを務める。
■参加申し込み
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