【フォーラム:163】理論は現場に届いているか?:「論理的」思考のすすめ 第1回(2023年1月)

第163回豊中まちづくりフォーラム

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年1月24日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 3階 オーキッドホール
□会費:1,000円
□テーマ:理論は現場に届いているか?:「論理的」思考のすすめ 第1回
□講師:石原武政氏(「またか」の隠居爺さん)

■講演概要

今回は芦田さんのお勧めで、趣向変えたお話しです。私達(大学のセンセと言われている人種)はしばしば「理論」の名において罪深いことをしているのではないか。そんな不安は若いころからありました。大阪市立大学を辞めるとき、そんな想いを「届かぬ理論」と題して、有斐閣の雑誌に連載させてもらい、それを大幅に加筆して出来上がったのが、『「論理的」思考のすすめ』です。
今回はその第1章「届かぬ理論」をお話しします。もしご好評頂ければ第2章もいずれお話ししますが、評判がよくなければ今回で打ちきりです。毎回サドンデスの連続話はスリルがあっていいですね。忌憚のないご意見を期待しています。
今回の概要は、傾向線を伸ばしただけで「理論的」と言えるのか? ゆでガエルの理論はどこかおかしくないか? 内からの目線で見なければ本当のことは分からないって本当か? など、身近な疑問を交えながら、理屈屋だった私が現場に目覚めていく過程を振り返ってのお話しです。

■講師プロフィール

神戸大学経営学研究科博士課程を経て大阪市立大学商学部助手、講師、助教授を経て1984年教授就任。2006年大阪市立大学名誉教授。その後、関西学院大学商学部教授、流通科学大学教授を歴任。商学博士。1980年代後半頃から地域商業問題への関心を強め、現場と理論の橋渡しを目指す傍ら、中小企業政策審議会委員等、各種の審議会・委員会等に参加。1997年から2009年まで、中小企業政策審議会商業部会長、2006年から2011年まで、経済産業研究所・通商産業政策史編集委員会委員を務める。

〈主な著書〉
『街づくりのマーケティング』『まちづくりの中の小売業』『商業組織の内部編成』『商業・まちづくりネットワーク』『小売業の外部性とまちづくり』『まちづくりを学ぶ』『シリーズ流通体系(全5巻)』『通商産業政策史1980~2000第4巻商務流通政策』『商業・まちづくり口辞苑』『小売業起点のまちづくり』(共著)

■参加申し込み

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