【フォーラム:174】社会現象になった「斎藤幸平」を批判する:ブームの種本になった「人新世の「資本論」」の検証(2023年12月)

第174回豊中まちづくりフォーラム

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年12月19日(火)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 2階 菫の間
□会費:1,000円
□テーマ:社会現象になった「斎藤幸平」を批判する:ブームの種本になった「人新世の「資本論」」の検証
□講師:矢作弘氏(龍谷大学フェロー)

■講演概要

「人新世の「資本論」」は40万部以上のベストセラーです。その後もプロパガンダ本を書き、NHKなどにも重宝され、「斎藤幸平」が社会現象になっています。
ブームの種本になったのが「「人新世の「資本論」」(集英社新書、2020年)です。
「マルクスの再発見」を通して気候変動問題に切り込む、というタッチの啓蒙書です。
しかし、今度は斎藤氏のマルクス解釈について理屈っぽい話をするのではなく、同書で語られているFacts(事実)、あるいは事例の間違え、あるいは文献の我田引水、主張の毀誉褒貶・・・の指摘です。
私はマル系の学者ではなく、ジャーナリスト上がりです。あくまでもFactsを指摘し、それに従って「斎藤批判」を論じます。「論より証拠」に立ってお喋りいたします。

■講師プロフィール

横浜市立大学卒、日本経済新聞記者、ロサンゼルス支局長、編集員を経て大阪市立大学教授、龍谷大学教授。博士(社会環境科学)

■参加申し込み

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