【フォーラム:98】沿線まちづくりの展開:能勢電沿線の事例を中心に(2016年4月)

第98回豊中まちづくりフォーラム

□日時:2016年4月19日(火)18時30分から8時半頃まで
□会場:北おおさか信用金庫本町支店 セミナー室
□テーマ:沿線まちづくりの展開~能勢電沿線の事例を中心に~
□講師:岡恵理子氏(関西大学教授)

■講演概要

能勢妙見の参詣と能勢の山の幸を大阪に運ぶため敷設された能勢電鉄。1970年代より、沿線に開発された多くの戸建住宅地と大阪の都心を結ぶ通勤電車となりました。今は、日生エクスプレスで、日生中央から梅田まで43分で結んでいます。
同じようなファミリー世帯が同時期に移り住んだ戸建住宅地は、あれから時が流れ、リタイアした高齢者の町となっています。
駅には家族のさまざまな思い出がありました。しかし、通勤定期を持つ人も激減、人々の暮らしと駅の関係が希薄になっています。
高齢化した地域では、駅と暮らしはどのようにして結ばれるのか、駅はどのように変わりながら地域にとって必要な場所となっていくのか、能勢電沿線を事例にこれから地域と駅について考えます。