【フォーラム:35】あぶら売りから、花嫁のれん:醤油屋があぶらを売ってたら、花嫁のれんが語り始めた(2011年1月)

第35回アイボリー・フォーラム

□日時:2011年1月18日(火)18時30分から
□会場:ホテルアイボリー 茜の間
□テーマ:あぶら売りから、花嫁のれん:醤油屋があぶらを売ってたら、花嫁のれんが語り始めた
□講師:鳥居正子氏(鳥居醤油店女将)

■講演概要

かつて北前船の寄航港として栄えた能登半島の港町・七尾。8年前、この港町にある一本杉通りで「花嫁のれん展」は始まりました。地域独特の婚礼の風習である「花嫁のれん」に込められた、花嫁の日の華やぎ、嫁ぐ娘を送る親の気遣い。そしてそれにつづく生半可ではない女の一生をのれんの前で語り伝えようと、女将さんたちの熱意と通りの人たちの協力により、期間中に8万人を超える方が訪れる催しに育ちました。これがきっかけとなり、年間を通じて旅行者が通りのそぞろ歩きを楽しみに来られたり、テレビドラマのロケが来たり・・・と一本杉通りの界隈に元気が出てきました。

この花嫁のれん展をこの度、2月3日(木)より7日(月)までご当地、豊中市の能勢街道沿いにある国指定登録有形文化財・奥野邸(ギャラリー「桜の庄兵衛」)にて催させていただきます。フォーラムでは、この不思議なご縁がどうして「出会いこの一本杉」に育っていったのか、お話しをさせていただきます。