【フォーラム:165】日常と災害時をシームレスにつなぐこれからの保健所(2023年3月)

第165回豊中まちづくりフォーラム

□主催:豊中まちづくり研究所
□日時:2023年3月22日(水)18時30分から
□会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 3階 オーキッドホール
□会費:1,000円
□テーマ:日常と災害時をシームレスにつなぐこれからの保健所
□講師:小林健治氏(摂南大学理工学部建築学科 准教授)

■講演概要

我が国の保健所は、第二次大戦後 GHQ の指導のもと公衆衛生対策の現場第一線機関として大活躍しましたが、近年、行政改革の流れの中でその数は減少しています。ただし、自然災害が起きた地域の公衆衛生の拠点としての役割を担う重要な建築であることに変わりありません。また新型コロナウイルス感染症により、感染症の第一線機関であることが改めて浮き彫りになりました。そこで私たちは、日常と災害時双方の課題を解決する「これからの保健所」建築について、建築家および公衆衛生の専門家と意見交換の機会を設けました。今回、これまでに得た知見をみなさまと共有することで、「これからの保健所」について考えてみたいと思います。

■講師プロフィール

大阪大学大学院博士後期課程修了。遠藤剛生建築設計事務所、摂南大学理工学部建築学科講師を経て、2018年から現職。専門は建築計画、建築設計、環境デザイン。近年の研究テーマは、公園やショッピングモールなどの公共空間の使いこなしを調査・研究。博士(工学)、一級建築士。

主な著書
日本建築学会編『まちの居場所 ささえる/まもる/そだてる/つなぐ』(鹿島出版会,2019(共著))
ダチケンゼミ編『足立孝先生生誕百周年記念論文集:人間・環境系からみる建築計画研究』(デザインエッグ社,2019(共著))
後藤和子・鳥谷部壌編『SDGsで読み解く淀川流域』(昭和堂,2021(共著))

■参加申し込み

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